World of Camellia Sinensis

『魔術龍の異世界(ワールド・オブ・カメリア・シネンシス)』とは

ワールド・オブ・カメリア・シネンシス(以下WCS)」は、日本茶を擬人化した異世界です。

そこでは、茶樹を憑代(よりしろ)にしたキャラクターたちが物語を紡いでいます。


キャラクターは、その容姿や能力を茶樹に依存しています。

例えば、日本茶には茶園に『覆いをかけるもの』と『覆いをかけないもの』があります。

WCS」では覆いを茶園にかける期間の長さによって、それを憑代とするキャラクターの性別や年齢が変化します。

また、旨味が強いのか渋味が強いのか、あるいは味よりも香りが強いのかどうかによって、キャラクターの能力も変化します。


そしてその世界観は現実の土地や文化、歴史的事象が反映されています。

そのどれもが、異世界という環境で全く違う事象や土地柄となって、物語を脚色する役割を果たします。

(もちろん、最終的にはそれらはフィクションではあります)


龍騎士団茶舗では手始めに、現実世界の京都の茶文化をモチーフにした「カメリア・シネンシス・オブ・キョート(以下CSK)」を創造いたしました。

現実の京都の著名な茶産地5つをそれぞれ、

ファンタジーSF時代劇スチームパンクポストアポカリプス

の雰囲気漂う国家として再解釈し、そこに現実の世界から主人公たちを迷い込ませました。


龍騎士団茶舗はこのような「CSK」、そして「WCS」という異世界から茶を“輸入”して、販売しているのです。

カメリア・シネンシス・オブ・キョート | ファンタジー小説 | 小説投稿サイトのアルファポリス

異世界に召喚された5人。性別・年齢も違うそれぞれは、異世界の“キョート”の、5つの国の命運を問う旅へと出発する。 魔法の発達した国『シュロッス・イン・デル・ゾーネ』 サイバーパンクな科学技術大国『United Japanese tea varieties of Iratsuko』 清廉な武士たちが住まう『南山城国』 スチームパンクな北方の大国『テラ・ドス・ヴェルメロス』 ポストアポカリプス後の自然豊かな『バクエット・ド・パクス』 それぞれの国、それぞれの旅人たちの運命は? 異世界系ジャンル越境メタフィクション日本茶ファンタジー、開幕! ※ ※ ※ 日本茶を擬人化した物語です。 異世界に召喚される人物以外は皆、日本茶です。 “キョート”は異世界ですが、登場するそれぞれの国は実際の京都府内の、日本茶の著名な産地をモチーフにしています。 旅をする物語ですが、旅や物語の背景も、実際の日本茶に関する歴史を下敷きにしています。 とは言え勿論、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません。 Fate、刀剣乱舞、艦これ、ウマ娘などの日本茶ver.とでも思っていただければ。 ちなみに筆者は日本茶問屋ですので、日本茶に関する知識についてはガチですが、この物語自体はサブカル成分6:日本茶4です。悪しからず。 ゲーム化を目指し、その分野に強いということでアルファポリス様にて、連載を開始させていただきました! ひぐらしや東方のようにメディアミックスもしたい! 絵師さまも募集中です!

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私たちはなぜ異世界を創造したのか

私たちが異世界を創造したのには、織田信長の存在があります。

過去、最も日本茶が歴史・文化に影響を与えた時代の立役者が信長でした。


信長は、茶器や茶道具といった品物に対し、城や広大な土地に匹敵する価値を付加しました。

そうすることで、当然それに付随する茶自体の価値も押し上げたのです。


現代でも最近、似た事象が起きました。抹茶スイーツの誕生です。

スイーツという世界観に茶が材料として含まれることで、茶自体の価値が上がったのです。


正直に申し上げて、茶は単品では好きな人しか好きではない飲み物だと思います。

しかし茶の真価は、何かと組み合わせた時に最大の価値を発揮します。

「イノベーション」の語源、“結合して新しくなる”を体現している飲み物なのです。


我々の目的は、お茶が好きな人だけにお茶を売ることではありません。

お茶を知らない人にも、その価値を認識してもらうことがより重要だと思っています。


そこで我々が選んだお茶の“相方”が『サブカルチャー』でした。

今や世界にも『クールジャパン』として熱狂とともに受け入れられつつある、マンガ・アニメ・ゲームに代表される文化です。

この文化との結合こそ、全く新しい“へうげた”『茶の湯』の誕生だと、我々は信じているのです。


また、『サブカルチャー』を選んだのにはもう一つ理由があります。


今、お茶の世界は『とんでもなく高級』な路線か『安価な大量生産』の路線に二分されています。

非常にわかりやすい『メイン”カルチャー』二層に分かたれているのです。

私たちの目的は『安かろう悪かろう』な商品を売りさばくことではもちろんありませんし、またセレブのためのお茶だけを売ることでもありません。

私たちはこのような「天と地」の間に埋もれてしまうもの、そして「天と地」の評価軸の“外”にいるものこそ、複雑で真に『面白く楽しい』お茶だと思っているのです。

そう、“メイン”ではない“サブ”の世界に。


以上が、私たちが異世界創造を行った一日目の思いです。

そして残りの六日間を、皆さまと共に作り上げていきたく思っています。


龍騎士団茶舗

サブカルお茶屋『龍騎士団茶舗』の公式ホームページです。サブカルチャーとブレンドされた日本茶文化を発信・販売しています。商品・サービスの注文、団長および騎士団への各種ご依頼は下の『Online Shop』または上の『Contact』へお願いします。

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