私の初期衝動、松永 “弾正” 久秀という男について
新着情報ではありませんが、この場を借りて表明させていただきます。
私を茶の道へ迷い込ませた男、松永 “弾正” 久秀と初期衝動についてです。
我らがHPの、最初の新着記事に相応しい内容は、彼をおいて他にはいませんでした。
上の画像からも一目でヤバいとわかる男、それが戦国武将の松永久秀です。
私は高校生の頃に、この男と出会いました。
この男は信長を再三裏切り、最後には城を包囲されてしまいます。
基本的に一度でも裏切ったら絶対殺すマンの信長を、幾度も裏切るというだけで大したものですが、最後の裏切りの際も『平蜘蛛の茶釜』を明け渡せば許す、とまで信長に言わしめました。
しかしながら逸話では、久秀は天守閣に姿を現すと
「平蜘蛛と俺の首は二度と信長には見せてやらねぇよバ~カ!(団長意訳)」
と言って、平蜘蛛に火薬を詰めて爆死(公人では日本初か)したそうです。
彼が別名『戦国のボンバーマン』と言われる所以です。
さて、このエピソードは当時の私を魅了しました。
茶というのは最終的に自爆者(とは言え歴史上確認できる限りは約一名のみ、しかも逸話)すら生みだすものかと。
そして、今に繋がります。
初期衝動であった久秀は、もはや後期衝動となり私を衝き動かしています。
一説によると、利休や信長が茶の道を進み始めることにも関わっていたとか。
これほどに人を茶の道に迷わせることに長けた男も、まあおりますまい。
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