Project DK & Idea Index
三位一体計画(Project DK)
お茶と『サブカルチャー』のブレンド、これは龍騎士団茶舗のコアです。
そして、騎士団は今後の目標として、そのコアを取り巻く“三本の柱”の樹立を目指しています。
コア、そして三本柱で構成される三位一体が確立した時、騎士団の運営は未来永劫にわたる盤石なものとなります。
第一の柱『新たな料理』
お茶はご存じの通り、“食”とは切って切り離せない関係にあります。
龍騎士団茶舗では、一流料理店が使用する多種多様なハーブのように、お茶を利用することを思いつきました。
日本茶の多種多様な品種はどれも、独特の香気を持っています。その種類の数は、ハーブにも負けず劣らずです。
現在、騎士団ではどのような茶種(煎茶や玉露など)、及びどのようなサイズ(例えば抹茶は10μ~20μセンチの粒子)の茶葉、そしてどのような装置を使って茶葉を加工すれば、お茶が品種の香気を最も発揚する“ティーハーブ”となり得るかを、研究の末に把握しています。
まずはこのような“ティーハーブ”の実現が、第一の柱の目標となります。
また、料理とお茶のマリアージュ、所謂ペアリングの領域についても、上記知識を応用し貢献を進めます。
当然これらの技術は、今ではありふれたものとなった抹茶スイーツ、ほうじ茶スイーツなどの分野にも革新を与えることが予見されます。
第二の柱『新たな飲用形態』
現在、お茶の飲用形態には“ペットボトル”と“ボトリングティー”が存在します。
前者は安価な大量消費品として、後者は濃厚な滋味を濃縮した高級品として、市場に流通しています。
龍騎士団茶舗ではこの両者の“ミッシングリンク”的プロダクトとして、『安価なボトリングティー』を実現いたします。
液体状態のお茶にとって最も肝要な事柄は、細菌やウイルスの除去です。
ペットボトルでは“熱処理”によって除去を実現していますが、この方法では抽出液の香味が犠牲となります。
対し、ボトリングティーでは特殊な膜による“濾過”で除去を実現しており、この方法ならば香味は比較的残りますが、技術コストが高くなり結果として、商品価格も高騰します。
そこで騎士団では、濾過技術の徹底的な研究と、濾過装置開発のための調査を日夜進めることによって、技術コストを低く抑えた濾過装置を実現しました。
現在は、この濾過装置を含んだ製造ラインの構築を目標としています。
この“柱”が実現すれば、本当の意味で『急須から淹れたて』のお茶をペットボトルレベルの価格で、一般に提供可能になるでしょう。
また、そのようなボトリングティーは“第一の柱”で述べました『料理とお茶のペアリング』にも応用ができることは、言うまでもありません。
第三の柱『新たなリラクゼーション』
お茶の味や香りは、その主役ではありません。
あくまで主役は、それらの体験によって誘導される“味わい手”です。
幸い、お茶は味や香りはもちろん、カフェインの覚醒効果やテアニンのリラックス効果、アルギニンに代表される各種アミノ酸の体調向上効果が期待できます。これらは“味わい手”の精神や肉体に、味や香りの体験と共に作用します。
また、お茶は歴史や文化も豊富であり、それらに思いを馳せることから生じる壮大な『歴史感覚』の波も“味わい手”を刺激します。
これらを伝統的な禅や瞑想の文化から生まれた『マインドフルネス』と一体化させることで、我々騎士団は『新たなリラクゼーション』を構築いたします。
騎士団には心強いことに、瞑想の訓練を受けた経験や、お茶の背後に横たわる悠遠な歴史や文化に対する知識などが豊富なメンバーが在籍しています。
また、我々は『マインドフルネス』だけではなく、『ASMR』の技術も『新たなリラクゼーション』に導入予定です。
『ASMR』については長くなりますので詳細の記述を控えますが、以上より生まれる『新たなリラクゼーション』をアプリとして提供することで、我々は“第三の柱”の構築を目指します。
最終的に第三の柱は、手揉みやアロマといったリラクゼーション技術をも吸収した、“現代の茶室”空間を創造するに至るでしょう。
アイデア・インデックス
この項目では、龍騎士団茶舗内に保管されているアイデアを公開いたします。
・幻の品種『騎兵』を用いた商品開発
・砂糖を投入したかのような甘みのある“凍結発酵茶”の開発
補足:騎士団では凍結発酵に最適な品種・摘採適期を把握しています
・失われた日本茶『龍緑茶』の復活
・製茶技法、『栂尾製法』の確立
・緑茶ティーバッグ(以下TB)の正当な製造法の開発
補足:現在は二次加工工程でTB化しているが、本来は一次加工工程からTB化する
・沖縄に伝わる『清明茶』の復活
・岐阜県白川の謎多き釜炒り茶の調査
・元祖玄米茶の復活
・“ティーパール”の開発
・聞香杯を用いたマインドフルネス技術の開発
・アマゾン原産の高カフェイン茶葉との合組による、エナジードリンク系健康飲料茶の開発
・古来の点茶法、淹茶法の復元
・カカオを用いない抹茶チョコレート、抹茶ホワイトチョコレートの開発
・碾骨の再発酵法の開発
・カプセルティーの開発
・先の大戦で失われた『茶精、新緑茶、喜撰糖、宇治チューインガム、宇治の素、文化の宇治、話し草』の復活
・“紫の抹茶”の開発
・“戦時製茶法”の調査
・空間軸を縦に使った、茶樹の栽培法の確立
・シュウ酸値の低いお茶の開発
・お茶だけの自販機の開発
最後に
我々がこのように、計画やアイデアを公開することには意味があります。
一つには、これら計画やアイデアの実現を願っていただける人々から、理解と支援を頂戴するためです。
もう一つは、我々と意志を同じくする人々との、緊密な協力を実現するためです。
そして最後に、これが一番重要なことですが、我々騎士団と共にこの計画やアイデアが埋もれてしまわないようにするためです。
我々はお茶を用いて、人々の生活に楽しさを届けることを目的としています。
と同時に、騎士団のメンバーの人生にも楽しさを届けることを、忘れてはいません。
そのため、資本主義社会内の一団体である以上は不可避な事柄ですが、騎士団として利益を追求することが必要となってきます。
とすれば本来は、計画はともかく、このようなアイデアは秘匿した方が良いのです。
にもかかわらず我々がこれらを公表するのは、結局のところ我々自身が、一番この計画やアイデアに実現してほしいからです。
つまり、我々ではない方々がこれらを実現していただくことに、我々は全くやぶさかではないのです。
長くなり、しかもわかりにくくもなっていましたら誠に申し訳ございません。
以上が、龍騎士団茶舗が計画とアイデアをここに公表する理由です。
共に、これらの未来を実現できることを願って。
未来は私たちの手の中に。
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